そらちフットパスルートガイド 〜フットパスを活用した空知（そらち）の魅力発信〜

北海道の空知(そらち)地域は、稲作を中心とした全国でも有数の農業地帯です。

かつて日本の石炭資源開発の中心を担った赤平市などの「炭鉱のまち」では、立坑などの炭鉱関連施設が今も数多く残されており、炭鉱遺産「炭鉱（やま）の記憶」として、石炭産業の歴史や文化を伝えています。

日本遺産では、「STORY #068 本邦国策を北海道に観よ！ ～北の産業革命「炭鉄港」～」として、北海道遺産では、「小樽の鉄道遺産」と「空知の炭鉱関連施設と生活文化」として登録されています。

本邦国策を北海道に観よ！｜日本遺産ポータルサイト

日本遺産（Japan Heritage）ポータルサイトの本邦国策を北海道に観よ！について。札幌から北東に向けて車で１時間、空知地方をドライブしていると

japan-heritage.bunka.go.jp

空知の炭鉱関連施設と生活文化 | 各地の北海道遺産 | 次の世代に残したい北海道の宝物 北海道遺産

空知地域は、最盛期の1960年代に約110炭鉱、約1,750万トンの規模を誇る国内最大の産炭地として、北海道開拓や日本の近代化を支えてきた。

www.hokkaidoisan.org

小樽の鉄道遺産 | 各地の北海道遺産 | 次の世代に残したい北海道の宝物 北海道遺産

www.hokkaidoisan.org

そらちフットパスルートガイド

このような中、空知総合振興局では2011年に地域再発見の一助となるべく「そらちフットパスルートガイド」を作成しています。

ウォーキングの目的別分類と6つのウォーキングスタイル

ウォーキングは手軽に始められる健康増進活動 昨今の健康ブームもあって、ウォーキングを日常生活のなかに取り入れる人が増えています。私もその中の一人です。 スマートフォンやウェラブル機器などの発展、普及に伴って、手軽に歩数の記録やGPSを利用し...

bratto.org

空知管内全24市町でフットパスのルートを作成

空知管内全24市町でフットパスのルートを作成し公開しています。

公開にあたっては、以下のような紹介文が書かれています。

醸造用ぶどうの一大生産地でもある空知において、その質の良さで注目を集めるワイナリー（ワイン醸造場）やヴィンヤード（ぶどう畑）、四季折々に咲き誇る花畑や緑あふれる自然公園など魅力ある地域資源を豊富に有しています。

札幌市と旭川市の中間に位置し、都市からの入り込みが期待できる一方、車で通過されがちな空知において、これら地域の魅力を「歩く」という観点から楽しんでいただくため、空知総合振興局では昨年「そらちフットパスルートガイド」を作成しました。空知管内全24市町それぞれで新たに設定したルートを掲載し、周辺の見どころや食・特産品なども紹介したガイドブックとなっています。

思いのままに歩きながら、ゆっくりと景色を眺めることによって見えてくる新たな発見もあるかもしれませんし、その季節ならではの景観が楽しめることもフットパスの魅力です。

今後は、「空知」の「フットパス」による取組を定着させていくため、地域住民の意識醸成と複数市町の連携した取組を発展させていきたいと考えています。
http://www.nga.gr.jp/pref_info/tembo/2012/03/post_1694.html

ルートガイドはホームページで全て公開されていますので、自然、食、文化、温泉などなど、地域再発見で、地図を片手にてくてく歩いて見るのはいかがでしょうか？

「ここは、フランスではありません。」

以前にもご紹介した中空知地方の風景。

フランスのプロヴァンス地方にも劣らない風景と産物があり、本場の方も見間違うほどです。

「ここは、フランスではありません。」
This isn’t France. / Ceci n’est pas la France.
というPR動画、なかなかいいですね。

各市町村で設定されているコース

ちょっとフットパスの定義からは外れているようなコースもなくはないような気もしますが、ぜひ歩いてみて、サイトのテーマとしている「歩く・楽しむ・知る・発見する」を楽しみたいと思います。