皆さんはどんなスタイルでウォーキング、歩いていますか?と質問されたらどのように答えるでしょうか?
“ウォーキング”と一言で言っても、歩く強度、楽しみ方によって様々な”スタイル”があります。
“スタイル??”と思われる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、新日本歩く道紀行推進機構が定義しているウォーキングの目的別分類と6つのウォーキングスタイルについてご紹介します。
ウォーキングの目的別分類と6つのウォーキングスタイル
文字通り、”ウォーキング”とは歩くことです。新日本歩く道紀行推進機構では、以下の通り紹介されています。
二足歩行の機能を活用した動作を伴った運動
そして、単なる身体機能の活動を伴った運動としてではなく大きく二つの分類に分けて応用されています。
- アクティブスポーツウォーキング
- ヘルスウォーキング(プログラムを伴う)
その中でも細分化されて最終的に6つのウォーキングスタイルとして定義、紹介されています。
アクティブスポーツウォーキング
スポーツとして位置づけられ、目標達成のために努力しクリアして行き、達成感、満足感、充足感を伴った個人記録を伴ったスタイルです。
アウトドアスポーツウォーキング(ツーリズムウォーキングを含む)
自然を楽しみながら歩くウォーキングです。4つのスタイルに分類されます。
Trail Walk(トレイルウォーク)
「踏み跡」を意味し、登山道、ハイキング道、林道、古道などを歩くウォーキングです。登山道を縦走し長距離に及ぶ「ロングトレイル」などもあります。
Footpath Walk(フットパスウォーク)
英国で生まれたスタイルの小路ウォークです。自らが暮らす地域において育まれた文化、産業、歴史、景観、食を再発見するウォークスタイルです。
Trek & Hiking Walk (トレック&ハイキングウォーク)
トレックとは、南アフリカのアフリカーンス語が語源で、牛車で旅行すること、苦労して旅行する意味があり、特に登頂することにこだわらず、山の中を歩くことを目的としています。
ハイキングは、徒歩旅行(遠足)。日常生活から離れての郊外散歩、里山歩き等の野外活動となります。
Town City Walk(タウンシティウォーク)
ウォークを通じて、日々の暮らしや生活する地域で、新たな発見や再認識をすることで、日常での刺激や、日常でのちょっとしたハレ気分を楽しむウォークスタイルです。街歩きなどがこれに該当します。
ヘルスウォーキング(プログラムを伴う)
Health & Fitness Walk(ヘルス&フィットネスウォーク)
健康づくりのための予防・未病・疾病等の対応として、また、脚力の強化、循環器系の強化やダイエットなど健康を目的としたウォーキングです。
フィットネスクラブでトレーニングや、通勤時・買い物時のウォーキングなど、健康目的のヘルスウォーキングが含まれます。
Marching Walk(マーチングウォーク)
ウォーキングの愛好者が集まり、ある一定の距離を定め、各々のコース設定を行いコース毎に定められた時間のもと歩くことを楽しむウォーキングスタイルです。
日本ウォーキング協会では、様々なマーチングウォークやウォーキングのイベントが紹介されています。
最後に
“ウォーキング”と一言で言ってもその特性、目的などにより分類されていることをご紹介しました。
“ウォーキング”を行うにあたっては、その分類を特に意識することはないかもしれませんが、重要なのは、体調管理をしっかりすることだと思います。
調子が悪い、足腰に違和感があるなど不調な時もあると思います。そんな時には無理せず、”やめる”ということも立派な自己管理の行動ではないかと思います。
マイペースで無理なく、楽しんでいきましょう!
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