ウォーキングは、目的とスタイルなど「ウォーキングの目的別分類と6つのウォーキングスタイル」にも書いた通り、人それぞれに楽しみ方があります。
タウンシティウォークなどは、何人かで好きな街や気になる場所を数人程度で会話を楽しみながら行うことができます。もちろん1人でも良いでしょう。
また、ウォーキングイベントなどでは100人以上の団体で歩いてみたり。1人でひらすら歩いてみたり…。
最近はウォーキングの大会も盛んに行われており、スポーツとして認知度が上がってきています。
ウォーキングステーション
ウォーキングステーションとは
ただ、歩くといって、実際に歩こうとした時にどのようなコースやルートを辿れば良いのか結構迷いませんか?
そのため、日頃から自主的にウォーキングを楽しめるよう、日本ウォーキング協会では、全国各地にウォーキングステーションという基地を設定しています。
いつでも、誰でも、気軽に立ち寄ることができ、楽しく歩きながら「世界共通のパスポート&歩行記録認定」が受けられるウオーキングの駅で、国際市民スポーツ連盟(IVV)が認定したウォーキングコース「イヤーラウンドコース」の出発、到着(スタート・ゴール)地点となる場所です。
利用料(1コース200円/1回)を支払い、地図を受け取ってスタートします。ウォーキングを楽しみながらゴールすると、歩いた距離や回数が「パスポート」に記録されます。
日本ウォーキング協会が毎月発行している「WalkingLife」では、日本ウォーキング協会や加盟団体に属する会員を対象として、1000kmごとの認定者を掲載しています。
イヤーラウンドコース
一年を通じて誰もがウォーキングを楽しむことができるように、国際市民スポーツ連盟(IVV)の通年ウォーキング規則に基づき、行政機関や公共施設、関係団体、企業などが協力して作成したコースです。
このコースをイヤーラウンド(通年)コースと呼んでいます。
最新のウォーキングステーションとイヤーラウンドコースは、日本市民スポーツ連盟(IVV-Japan)のホームページに掲載されています。
パスポート
歩いた距離や回数などを、国際市民スポーツ連盟が認定する世界共通の歩行記録として記録しておくものが「パスポート」です。
10km以上のイヤーラウンドコースを完走すると認定印を押してもらえます。
ただ、自分個人で単に歩くようなウォーキングや10km未満のウォーキングは認定の対象になりません
また、国際市民スポーツ連盟公認大会、日本ウォーキング協会公認・認定大会および日本ウォーキング協会加盟団体の主催による大会や例会に参加することで、各大会のスタンプを押してもらえます。
加盟団体の一覧は、日本市民スポーツ連盟(IVV-Japan)のホームページに掲載されています。
記録の認定
イヤーラウンドコースをウォーキングするとご褒美として歩いた距離を認定してくれる制度があります。コツコツ歩いた認定印がたまると、表彰が受けられます。それがIVV認定制度です。
IVV表彰規定があり、以下のように記載されています。
表彰は10回目、30回目、50回目そして、それ以上600回までは25回毎に、600回以上1500回までは50回毎に、1500回以上は100回毎に表彰される。
表彰には、それぞれの表彰回数毎に表彰状(認定証)とそれぞれ異なった世界共通のIVV認定ハットピンと、IVV認定ワッペンが与えられる。
最後に
パスポートの入手やイヤーラウンドコースの完歩認定印の押印は日本ウォーキング協会の会員でなくともしてもらえます。まずは、居住地近くにあるウォーキングステーションを探してみて、一度ふらっと出かけるつもりでウォーキングするのも良いでしょう。
ゆっくりあせらず、自分のペースで、記録を伸ばしながらウォーキングを楽しんでみてはいかがでしょうか?
よろしければ実際にコースを歩いたレポートもご覧ください。
コメント