北海道江別市の公式ウェブサイトに掲載されている「ぶらっと散歩みち」の中から「四季のみち」散策マップを歩いてみます。
「四季のみち」は、北海道電力江別火力発電所の専用鉄道線の跡地を整備して活用。現在は約1.6kmの散歩道となっており、春・夏・秋・冬ゾーンに分かれ、様々なオブジェやモニュメントが設置されています。
今回のコース
四季のみち・春のゾーンの起点
「春のゾーン」は、JR函館本線すぐそばから国道12号までの420mの区間。
スタート地点には、「伊東音次郎歌碑」、ゴール地点には、國松明日香のオブジェ「春風の道」があります。
四季のみち・夏のゾーン
国道12号を渡り、「夏のゾーン」へ入ります。
「夏のゾーン」は、国道12号から3番通りと呼ばれる通りまでの770mの区間。
「サキソフォンおじさん」のブロンズ
右手に大きな江別市立病院を見ながら歩いていると遠目にサックスを吹いている方がいます。
あの有名?な「サキソフォンおじさん」です。
江別の作品は、1993年の「ワンモア・タイム」。
演奏しながら「もう一回!」というのが聴こえてきますね。
ホタルが生息
2番通りを渡り「夏のゾーン」の後半です。
ここからは趣がガラッと変わります。
これまで遊歩道はアスファルトでしたが、枕木が敷き詰められています。
ここはヘイケボタルの生息地だそうで、ホタルは自然の草がなければ生息できないので、できるだけ自然の草を残し、明かりがあると交尾をしないことから一定の期間、あかりの調整を行っているとのことです。
四季のみち・秋のゾーン
3番通りを渡り、「秋のゾーン」です。
「秋のゾーン」は、3番通りから3丁目通りまでの180mの区間。
区間は短いのですが、オブジェや北海道電力江別火力発電所、専用鉄道線ゆかりの展示物が多くあります。
ディーゼル機関車と石炭貨車
かつてこの地を走っていたディーゼル機関車と石炭貨車です。
蒸気タービン
江別火力発電所で使われていた巨大な蒸気タービンです。
微粉炭機(ミル)
石炭を効率よく燃やすために細かい微粉炭にするためのミルです。1時間に15.5トンもの石炭を粉にする能力があります。
遮断器
発電所で高電圧高電流を遮断するために使用された油入りの巨大な遮断器。
四季のみち・冬のゾーン
3丁目通りを渡り、最後の「冬のゾーン」です。
「冬のゾーン」は、3丁目通りから4番通りまでの310mの区間。
江別らしく、レンガ造りの「夢のかけ」と名の付いた時計塔があり、その他にも、オブジェや碑があります。
終点付近には、アスレチック遊具があり、家族連れが楽しんでいました。
往復でゆっくり歩いても約1時間程度。起伏もないので大人から子供まで気軽にオサンポできるコースです。
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