日本の主要な国際貿易港のひとつである神戸港は、慶応3年(1868年)、函館・長崎・横浜についで開港された港です。古くから日本の国際貿易の要として、多くの外国人関係者を迎え入れます。
外国人の居住区として日本人から家や土地を借りられるように指定されたエリアが、神戸市中央区北野町の一帯です。
そのため、当時の外国人が居住していた洋館が数多く残されているため、その街なみから「北野異人館街」と呼ばれています。
三ノ宮から北野坂を上り、異人館街を巡ります。
初の北海道外のサンポだな。いよいよ全国進出するのか?(ww)
マップ
訪れたスポット
スターバックスコーヒー 神戸北野異人館店
JR三ノ宮駅から北野坂を登って行きます。途中、左手にスターバックスコーヒー 神戸北野異人館店があります。おしゃれな建物が印象的です。
さすが異人館地区のスターバックス。おしゃれですね。
北野天満神社
北野坂を上りきり、さらにトーマス坂へと進みます。
トーマス坂を上り切ると正面には北野天満神社の鳥居があり、さらに階段を進むと本殿があります。
今回はここは鳥居のところで参拝して本殿へは進みませんでした。
なんだ、階段登らなかったのかよ〜。
ここからさらに北野天満神社の横手に伸びる天神坂を進みます。
次の目的地は”港みはらし台”ですが、結構勾配がきついです。背山散策路という小道を進みます。最後は正面同士ではすれ違えないほどの細い上り道です。
港みはらし台
きつい上りを登った甲斐がありました。神戸市街と港の眺望がとてもすばらしかったです。
ベンチも用意されているため、お弁当を持って来るのも良いかもしれませんね。
結構汗をかいたので眺望を楽しみながらベンチで休息します。
すばらしい眺望ですね!
うろこの家・ウィーン・オーストリアの家・神戸ハンター迎賓館
港みはらし台から来た道を戻り、うろこの家、ウィーン・オーストリアの家、神戸ハンター迎賓館を巡ります。
神戸ハンター迎賓館は結構式場として利用されており、ちょうど結構披露宴が行われていました。
再び北野天満神社に戻ってきました。
建物も素敵なようですが、さすがに敷地内でみられないんですね。
風見鶏の館・萌黄の館
“風見鶏の館”はNHK朝ドラで使用されたこともあり有名です。
北野町広場にある黒川晃彦氏の作品
北野町広場にはサクソフォン吹きで有名な黒川晃彦氏の作品が多数あります。
トランペット吹き、フルート吹き、もちろんサクソフォン吹きもあります。
そのうちの一つは、サクソフォンを吹いておらずリクエストを求めているという像になっています。
サックス オヂサン、頑張ってるな!海をみながらラッパを吹くなんて素敵だ!
旭川でも「サクソフォン吹きと猫」がみましたので、今年はこれで2ヶ所目です。
黒川晃彦氏の作品は人間味があって優しく素敵で私はとても好きです。全国各地に像があるので追っかけてみてもいいかなとも思います。
神戸六甲牧場のソフトクリーム
坂を歩いて汗をかいたので、風見鶏の館のすぐ下にある神戸六甲牧場のソフトクリームで一休みです。
濃厚でとても美味しかったです。
濃厚なソフトクリームいいですね。私も食べた〜い!
北野通り
北野通りには神戸トリックアート 不思議な領事館、英国館など多数のみどころがありました。
訪れている方も多く、賑わっていました。
季節的にサンタクロースがいたるところに、好き勝手な格好で各建物に登場していました(ww)。
サンタクロースの数、すごいですね!やりたい放題ですが….
神戸バプテスト教会・ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野
神戸バプテスト教会とラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野は建物がとても印象的でした。
生田神社
最後は生田神社へ参拝です。
生田神社は、縁結びの神様として古い歴史があります。ちょうど神前式を終えた両家が写真撮影をされているところで多くの方が祝福していました。
縁結びって、何を祈願したんだ?お前(ww)。
最後に
今回、初めて神戸市の北野地区を巡りました。
三宮地区は、あの平成7年(1995年)に起きた阪神淡路大震災で大きな被害があったところです。
現在の神戸市の人口は、札幌市とほぼ変わらない約150万人。
今では震災で大きな被害があったところとは思えないほど復興しています。
今回、歴史的にも古くから外国人が多く居住した地区を巡って、異国情緒あふれる街並みがとても印象的でした。震災で被害を逃れ、崩れることなく残っていることにも驚かされます。
また、北野町広場では、思いがけず多くの黒川晃彦氏の作品に出会えて非常に良かったです。
先に書きましたが、黒川晃彦氏の作品は人間味があって優しく素敵で私はとても好きです。
これから時間をかけて各地の作品を追っかけてみようかなとも思います。
(2019.12.7)
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