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新日本歩く道紀行100選・歩いておきたい1000の道

ライフスタイル

「新日本歩く道紀行100選・歩いておきたい1000の道」は、特定非営利活動法人新日本歩く道紀行推進機構が、自治体からの応募に応じて選考、認定するウォーキングコースです。

10個のテーマと4つのスタイルに分類され、各テーマごとに100、合計1,000コースを認定します。

テーマごとに100選となるため「新日本歩く道紀行100選」と呼ばれます。ただし、コースは総数で1,000となるため「歩いておきたい1000の道」とも呼ばれています。

主な目的

「新日本歩く道紀行100選」を選出、認定するにあっての主な目的は、以下の通りです。

  • 地域の誇るべき道を選び、道を歩く旅づくりによる新たな道資源を活用した活力の創出を目指すこと

さらに、追加事項として以下の2点が掲げられています。

  • 日本の風土・国土の再認識と道の再発見を行い、未来に伝える道の遺産づくりを目指す
  • アウトドア スポーツ ウォーキングとしてのツーリズムウォーキングを発展させ、健康づくりと国内外の 観光促進を伴った経済の活性化に寄与する

主な選考基準

選考にあたっての基準としては主に以下の内容が記されています。

  1. 道のテーマ(10項目)毎に100コースの道を選定する(合計1,000の道を選定)
  2. 以下の評価項目について評価を行う
    1. テーマを理解するとともに、テーマに十分合致しているか
    2. 歩く人にとって安心・安全で、快適な道であるか
      • 歩き易さ
      • 水や食糧を調達することが可能か
      • トイレ・休憩所がコース上にあるか
      • ガイドの配備や案内施設はあるか
      • 救急対応がとれるか

また、選考委員会は、各界の著名人と厚生労働省、経済産業省、環境省、観光庁、農林水産省、国土交通省、 文化庁などのアドバイザーにより構成されています。

10の道のテーマ

募集にあたっては10ある道のテーマから適した一つを選択することになります。

分類としては「歴史・文化」「自然と物産」および「物産」の大テーマがあり、さらにその中に小分類として10のテーマがあります。以下にテーマを記載します。

分類道のテーマ内容と例
歴史・文化(1)歴史の道各地の史実に基づく出来事や、歴史を動かした偉人が歩んだ道
(例)歴史的街道、龍馬脱藩の道、伊能忠敬測量の道、間宮林蔵の歩いた道
(2)文化の道各地の文化遺産や文化の風情を感じさせる街並みを歩く道(今昔の文化)
(例)城、史跡、城下町、寺町、芭蕉の歩いた道
(3)こころと祭りの道日本人のこころ、精神に触れる道
(例)参詣道、遍路道、修験の道、祭礼の道、哲学の道、遷都の道、参宮道
自然(4)絶景の道各地の日本独自の神秘的な風景や、大自然が造り出した風景と出会える道
(例)雲海テラス、断崖絶壁の道
(5)森の道森や山林の中の道、渓谷や滝などに出会える道
(例)滝へ続く道、渓谷の道
(6)水辺の道海岸線や河川・湖沼などの水辺を歩く道
(例)湿原の道、海岸道、保水林(ブナの森)
(7)ふるさとの道田園風景や農村風景、里山など、日本人のふるさとを感じさせる道
(例)棚田の道、段々畑の道
物産(8)食の道食にまつわる道や食文化を味わう道
(例)鯖街道、塩の道、蕎麦街道、フルーツロード、食べ歩きの道、シュガーロード
(9)港(湊)町今昔の道港町独特の文化を感じさせる道、港と人の交流・くらしの道
(例)漁港、波止場、異人館街の道
(10)温泉の道温泉街を巡る道や秘湯への道
(例)日本の名泉・名湯、偉人が親しんだ湯、秘湯への道

4つのウォーキングスタイル

トレイルやフットパス、ハイキング・トレッキング、さらにタウンウォーク・街歩きが加わり、4つのウォーキングスタイルが定義されています。

それぞれのスタイルについては以下にまとめていますのでそちらをご覧ください。

最後に

新日本歩く道紀行100選に選出、認定されたは各都道府県に存在します。身近なエリアの道を検索して見て、その選出テーマを確認してから歩くと良いですね。

検索は新日本歩く道紀行推進機構のホームページで行えます。当サイトでもコース、ルートを少しづつご紹介していこうと思います。

「新日本歩く道紀行100選」と「歩いておきたい1000の道」は同じ内容ですが、これを理解するのに苦労しました。様々な情報を見ましたが、サイトによって言い方が異なっていたり、省略されていたりで….

当サイトでは「1000の道」として記事内でご紹介していきたいと思います。

特定非営利活動法人新日本歩く道紀行推進機構

 

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