マーフィー流を再度学び直してから少し時間が経ちました。
自作スパンオートシグナルを用いてマーフィー流のポイントを実際の相場を眺めながら考えていました。
スーパーボリンジャーによる局面の把握と、スパンモデルによる売買判断のポイントなのですが、ようやくトレンド局面における一つの手法を理解しました。
知っている方にとっては当たり前の内容かも知れませんが、言葉で説明してもわかりにくいのでチャートを掲載しておきます。
マーフィー流のポイント
マーフィー氏の動画解説などでいろいろとポイントは説明されているのですが、スーパーボリンジャーとスパンモデルの個別の内容は理解できるものの、理解不足で実践になるとなかなかどうしたら良いのかが当初わかりませんでした。
おっしゃっているポイントは以下の通りです。
- 上位時間軸のスーパーボリンジャーでトレンドの有無を確認
- トレンドの有無を確認した上で、「巡航速度での上昇トレンド」「巡航速度での下降トレンド」に乗ることを優先する
- 巡航速度でなくとも、トレンドが確認できる場合は、そのトレンド方向にポジションを持つ
- 上記のポジションに乗るとき(エントリー)は、下位時間軸のスパンモデルのシグナルに従う
- トレンドに乗ったトレード途中での押し目買い(乗せ)、もしくは戻り売り(乗せ)のタイミングは、スパンモデル、スーパーボリンジャーに従う
トレンド相場によるエントリーポイント
豪ドル円で1時間足でのスーパーボリンジャーと自作のスパンオートシグナルでゾーンを省いた形でのチャートです。
ゾーンは省いているもののシグナル発生の四角枠と赤色スパン転換の背景色は表示しています。
チャート中央少し右側で青色四角枠が発生して上昇トレンドとなっています。
このとき、どこでエントリーを行うかを同じ時間帯の5分足チャートで考えます。
上位の時間軸(1時間足)で上昇トレンドになっているので、上昇方向にポジションを造成することを考えます。
下位の時間軸(5分足)でも青色四角枠が出現し、背景色も青であることから上位、下位の時間軸で上昇トレンドであることが確認出来ます。
では、どこでエントリーするか。
5分足での青色四角枠において、一旦逆行したローソクが、切り返して、青色四角枠の高値を抜けたら巡航です。そこで最初の買いエントリー(一つ目の矢印)を行うか、または、一旦巡航になって抜けていったローソクが、切り返し(下がり)、青色スパン、センターライン、赤色スパンにタッチしたら買いエントリー(二つ目の矢印)となるでしょう。
大きく動くトレンド相場では、上記チャートのようにエントリーポイントがたくさんありますので、マーフィー氏が言う「回転を効かせる」と言うトレードが可能だと理解しました。
現在、あらかたトレンド相場が多いようですので、早くトレンド発生となることと良いですね。
参考にした記事など
使用しているチャートについて
当サイトで使用しているインディケーターは、マーフィー氏が動画で公開している内容を元に自作したMT4用のスパンオートシグナルです。配布等は行っておりません。
この情報を参考にして被った不利益、損害については一切責任を負うものではありません。
自作スパンオートシグナルについてはこちらからの記事をご覧ください。
https://bratto.org/market/7156158/
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