北海道「道の駅」・全市町村完全制覇への道 29回目です。
札幌市巡り、前回は札幌市厚別区をイヤーラウンドコースを活用して信濃神社、厚別北森林中央公園などのルートで巡りました。
今回は、豊平区(とよひらく)です。
このご時世なので、札幌市営地下鉄東豊線月寒中央駅から、つきさっぷ資料館、水源地通り、アンパン道路を通って、月寒地区をこじんまりと一周します。
今回のコース
札幌市のウォーキングマップから豊平区に掲載されている「H月寒・平和公園ルート」を参考にさせていただきました。
月寒・平和公園ルート
つきさっぷ郷土資料館
昭和15年に編成された北部軍司令部の司令官邸として建設された建物。その後、北海道大学の学生寮を経て、現在は郷土資料館として利用されています。
“このような時期”であったため閉館していて、内部は入れず展示物は見られませんでした。
洋次通り
昭和の雰囲気が残る裏小路。
山田洋次監督が「庶民の町の情景がここにある」と絶賛し、ロケ地として選んだ場所です。
そのため”洋次通り”と呼ばれています。
営門の松
明治29年、独立歩兵大隊が置かれた後に歩兵第25連隊に改編されました。
この兵営正門(営門)前に植えられた2株の松の1つが今でも残っています。
この門から多くの兵士が出征、凱旋するのを見守ったのです。
アンパン通り
「アンパン道路」は国道36号線月寒中央通7丁目から453号線沿いの平岸小学校前までを結ぶ全長2.6㎞の道路です。
途中には、「豊平町役場跡」や「旧たくんち」などの歴史的な場所もあります。
平和公園
昭和9年に歩兵第25連隊(月寒連帯)により、忠霊塔が建立されました。北部軍司令部の門柱は、戦後平和公園に移設され、平和を祈念して公園が整備されました。
毎年9月には慰霊祭が行われます。
最後に
札幌市豊平区は、安政4年(1857年)に札幌越新道の開削始まって以来、岩手県人が月寒、平岸、福住などに入植して開拓。交通の要所として発展してきたところです。
その昔はリンゴの栽培が盛んに行われ、今でも栽培が行われています。
このご時世なのであまり多くは歩けませんでしたが、つきさっぷ郷土資料館などは、落ち着いたら再び訪れ、その歴史を感じて見たいと思っています。
(2020.4.4)
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