ドラマ/映画『すずらん』のロケ地である北海道沼田町の恵比島駅
すずらんのロケは1998年12月と1999年5月の2回行われ、「すずらん」の多くの出演者が沼田を訪れ、エキストラとして多くの沼田町民が協力しています。物語の舞台となるのが、JR留萌本線の恵比島駅。恵比島駅が選ばれたのは、線路がどこまでも一直線であること。昭和初期にあっては困るような現代的なものが駅周辺にはないこと、駅前の広場と道路がメインストリートとしての雰囲気がある、といった理由からでした。
実際の恵比島駅は明治40年9月に駅舎が改築されその後、昭和61年11月に駅舎が取り壊され、緩急車を改造した簡易駅舎が置かれた無人駅となりました。今回ドラマを撮影するにあたりその簡易駅舎を古材で覆い、その横にドラマのための昭和初期の駅舎が再現されました。
明日萌という地名は、物語につけられた架空の地名で、アイヌ語のアシリ・モイ(新しい淀み・新しい淵)に由来しています。そして、少しでも明日への希望をもてるようにという意味を込めてこのような漢字をあてたのです。実際はこのような駅名は存在しませんが、主人公“萌”が前向きに生きていく様子がこの駅名に表れています。
出典:https://www.town.numata.hokkaido.jp/section/nougyou/ujj7s30000001lu0.html
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