どんな道にも物語(ストーリー)がある。汗にまみれ原野を切り開いた開拓の道、産業を支える大動脈としての道、自然の大パノラマが広がる観光の道、赤ちょうちんが誘う歓楽街の裏道、友と歩いた青春の通学路…。道には地域の歴史や人々の営みがぎっしりと詰まっている。
出典:ほっかいどう100の道 北海道新聞社編
という冒頭ではじまる「ほっかいどう100の道 北海道新聞社編」。
2012年の4月から北海道新聞の日曜版で創刊70周年事業の一つとしてスタートした連載企画から生まれた企画です。
まずは、5名の識者が選んだ30の道、そして読者からの公募形式で「通ってみたい道」「思い出の道」「後世に残したい道」など570を超える道から選ばれた70の道の合計100の道で構成されています。
いろいろな道を巡り、地域を訪れることにより、その地域の文化や歴史、人々の生活などを感じられることでしょう。
先日訪れた北斗市のトラピスト修道院へ続く道も選定されていましたのでご紹介します。
トラピスト修道院への道 〜北斗市〜 (道番号6)
函館から南西へ20キロ、渡島当別の地に渡ったフランスの厳律シトー会(トラピスト会)の修道士9人が1896年(明治29年)11月21日、男子修道院を開いた。
出典:ほっかいどう100の道 北海道新聞社編
修道院へ続く並木道はどこまでも続くように見え、地元では「ローマへの道」と名付けられ、地域の財産として大切にされています。
燈台の聖母 トラピスト修道院 | スポット一覧 | はこぶら
1896(明治29)年創立された日本最初のカトリック男子修道院。最寄りの渡島当別駅までは函館から列車で約40分。敷地内工場で作られるバターやクッキーは有名。
この道に出会えるルート
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