北海道「道の駅」・全市町村完全制覇への道 8回目です。
前回は、上川・旭川編として、砂川の「北菓楼」から塩狩峠を経由して中富良野町の「ファーム富田」までを巡るルートでした。
今回は、胆振・日高編として苫小牧のウトナイ湖からむかわ町、そして日高町の「樹海ロード日高」までを巡ります。
今回のルート
訪問スポットとスタンプ
- START:1苫小牧市:道の駅 ウトナイ湖
ラムサール条約登録湿地であるウトナイ湖に隣接している道の駅です。
湖に通じる遊歩道が整備されているので、間近でオオハクチョウやコハクチョウ、マガンなどの水鳥が観察できます。
ここの道の駅は、開放的な駅舎に個性的なテナントが揃っています。「ホッキの押し寿司」や苫小牧のブランド豚「B1とんちゃん」を使った豚まん、たこ焼き風の「北寄玉」、ハスカップのソフトクリームなどが人気となっています。 - 2安平町:早来雪だるま郵便局
安平町の早来市街にある郵便局。
かわいい雪だるまがお迎えしてくれます。「雪」という原価ゼロのブツをゆうパックにして全国に送り届けている安平町です。
なぜ雪だるまか?1986年、当時の郵便局長が、都会の人にも純白の雪だるまをみせてあげようと「発砲スチロール詰め雪ダルマ」の発送を考案したのが始まりです。
その後、1997年に郵便局名にも雪だるまが付けられ、郵便局の屋根の上には雪だるまが設置され、2005年にはその「雪だるま」に住民票が交付されました。
今のポストは「白い雪だるま」ですが、当時の郵政省の担当者は、郵便局だから雪だるま型ポストも赤にという指導だったとか。「それじゃ火だるま」と応酬し、視察後に白い雪だるまで決着したのだとか。 - 3厚真町:厚真神社
厚真町の小高い丘の上にある神社です。明治26年(1893年)、富山県から幅田九郎兵衛が来村してこの地を調べ、翌27年(1894年)4戸の小作と共に入植、開墾したのが厚真町の始まりです。
明治28年(1895年)地区の中心地に幅田氏等が八幡神社を建立したのが起源です。
訪問時に、本殿前の木の枝の中でフクロウが休んでいました。夜行性のフクロウが日中は神社の木の枝の中で休んでいるとのこと。フクロウは「福来郎」「不苦労」などどいった縁起のよい吉祥な当て字が充てられて、「福が来る」「苦労がない」などを願った縁起物ですので、訪れた際にフクロウに出会えたら良いことがあるかもしれませんね。 - 4むかわ町:道の駅 むかわ四季の館
シシャモで有名なむかわ町の中心部にある道の駅です。
10月から11月にかけては、国道沿いに干したシシャモが並び、秋の風物詩となっています。
駅舎は、ホテル四季の館を中心として、温泉、温水プール、ジム、物産・展示販売コーナー、図書館までもが入っている複合施設です。
また、むかわ町出身のノーベル賞受賞者の鈴木章さんの記念館があり、その歩みや業績がわかるようになっています。 - 5平取町:二風谷アイヌ文化博物館
独特の外観が目を引く「二風谷アイヌ文化博物館」は、貴重なアイヌ文化を正しく受け継ぎ、未来へと伝えていくことをコンセプトとし、平成4年に開館しました。館内は4つのブースにわけられ、人間と神と自然(大地)が一体となって営まれるアイヌの暮らしと文化をそれぞれの側面から伝え、視覚・聴覚をフルに使って楽しめるよう工夫されています。民具や工芸品などの展示資料のほか、ユカラ「英雄叙事詩」もビデオステージで実際に聞くことが出来ます。
二風谷アイヌ文化博物館|平取町独特の外観が目を引く「二風谷アイヌ文化博物館」は、貴重なアイヌ文化を正しく受け継ぎ、未来へと伝えていくことをコンセプトとし、平成4年に開館しました。館内は4つのブースにわけられ、人間と神と自然(大地)が一体となって営まれるアイヌの暮らしと文... - GOAL:6日高町:道の駅 樹海ロード日高
国道274号、日勝峠の出入り口にある道の駅です。
駅舎の1階には、休憩・情報サービスコーナーがあり、日勝峠の道路状況をカメラで確認することができます。
また、道内産そばと町内産のやまべと使った「やまべ天そば」が人気の「そば太郎」の他、地元産のお土産を扱うリカーショップなどがあります。
隣接して「日高山脈博物館」は、日高山脈の自然や日高登山に関する博物館で歴史や登山ルートなどが学べます。
これまでに訪問した道の駅と市町村 ぬりぬり
(2018年5月26日)
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