道南、道央ではようやく桜が開花し、お花見の季節がやってきました。
JRヘルシーウォーキング2019の第2回は「レンガの街」江別・野幌です。
今回のテーマである「江別のレンガ」と「屯田兵村と兵屋」は北海道遺産にも選定されており、街並みが「レンガ色」の江別・野幌を野幌駅を始終点として歩いてみます。
今回のコース
野幌駅がスタート・ゴールとなる基本コース11.5km、ショートコース6.5kmです。
「旧石田邸」を改修・保存しガラス工芸作家の工房として活用されている江別市ガラス工芸館、野幌グリーンモール、夢工房トンデンファームへ向かいます。
コースは折り返しで、帰路で、野幌屯田兵屋、湯川公園、EBRI(旧ヒダ工場)などを通ります。
みどころ・スポット
- START:1函館本線 野幌駅
野幌駅を出発し、国道12号線を横断すると木々が多くなります。ちょうど桜も開花していて気持ちがいいです。
左手に野幌公民館を見ながら進むと江別市ガラス工芸館が見えてきます。
- 2江別市ガラス工芸館
老舗れんが工場「北海煉瓦合資会社」の代表を務めていた故・石田惣喜知さんの邸宅を改修し、1994(平成6)年4月に「江別市ガラス工芸館」として開館しました。
2004(平成16)年12月から世界各国で活動を続けてきたガラス工芸作家・柿崎均さんが入所し、活動を開始。現在は工芸家の創作の様子を見学できるとともに、展示作品も見ることができます。ガラス工芸館 | 北海道江別市公式ホームページ - 3江別市屯田資料館
江別市ガラス工芸館を過ぎると左手の木々の中に江別市屯田資料館が見えてきます。
現存する最古の屯田兵の本部建物で、木造一部2階建て、天井部に梁を渡さない「バルーンフレーム方式」の構造が特徴です。
野幌グリーンモールを通り、左折して3番通りを進みます。北野たまゆらを右折して進みます。野幌屯田町公演を過ぎてさらに右折し進みます。8丁目通で基本コースとショートコースの分岐となります。基本コースは左折です。
左折して少し進むと景色が一変します。のどかな風景が広がります。
8丁目通りをしばらく進むと右折ポイントとなります。右折するとまもなくソフトクリームが見えてトンデンファーム到着です。
折り返しの表示もありました。
- 4夢工房トンデンファーム
トンデンファームではヤギがお出迎えしてくれました。可愛いウマも。。
株式会社トンデンファーム:北海道江別市のハム・ソーセージ製造、牧場経営、レストラン運営会社です。(株)トンデンファームは、牧場経営から手作りハム・ソーセージ等の製造、レストランの運営まで行う北海道江別市の会社です。到着したのは9時半頃でした。売店やレストランなどは10時開店ということで何もできず、トイレで用を済ませて折り返しとなりました。
折り返しコースなので来た道を反対側の歩道を進みます。北海道らしい広々とした風景が見えます。
この時点では、写真のようにとても良いお天気で、汗ばむくらいで、半袖でもいいんじゃないか?という感じでした。このあと、スコールみたいな雨になるとは誰が予想していたでしょうか?
- 5野幌屯田兵屋
湯川公園内野幌屯田兵屋は明治19(1866)年広島県から屯田兵として入地した湯川さん一家7人が生活し、二代目隼夫(としお)さんが使用したものを江別市が譲り受け、公園整備に合わせ、昭和52(1977)年に復原したものということです。
野幌屯田兵屋 | 北海道江別市公式ホームページ - おすすめ日本茶甘味処あずき
湯川公園の向かい側にあるお店「日本茶甘味処あずき」です。落ち着いた雰囲気で、甘味をとても美味しくいただけます。平日のランチも特徴があり、甘味処であるのに、生ちらしなどをいただけます。今回は立ち寄りませんでしたが、ぜひ立ち寄りたいお店です。
日本茶甘味処あずき (野幌/カフェ)★★★☆☆3.51 ■予算(昼):~¥999 - 6湯川公園
野幌屯田兵屋のところに記載した通り、野幌屯田兵屋は広島県から入地した湯川さんが始まりということで、湯川公園という名前の由来も入植した”湯川”さんにあるのだと今回初めて知りました。
湯川公園からしばらく直進します。途中に基本コースとショートコースの分岐があり、かなりの方がショートコースへ流れ行きました。
ひたすら直進のため標識もなく、人も減り、ちょっと不安になります(ww)
残り3km、道路脇の花壇には水仙がとてもキレイに咲いているところが多かったです。この頃から雨がポツポツと落ちてきました。
錦町公園を過ぎ、新栄通に入ると交通量も多くなります。しばらく進むと国道12号線になります。さらに直進するとようやく線路高架が見えます。高架下の歩道を進み右折すると今回の最後のポイントËBRI(旧ヒダ工場)が見えてきます。
- 7ËBRI(旧ヒダ工場)
施設名ËBRIはEBETSU(江別)とBRICK(レンガ)の造語から生まれた名称で、江別に残る近代産業遺産のレンガ工場を拠点に、 「江別」を原点にしたローカル商業施設となっています。
EBRI | 江別エブリ【赤レンガ工場跡(旧ヒダ工場)】レンガ生産地「北海道江別市」らしい建造物・旧ヒダ工場が生まれ変わった商業施設ËBRI(エブリ)。イタリアン、中華、和食、スイーツ、カフェ、マルシェ、観光案内所店内をブラブラと見ていたら何やら屋根の方から”ざぁー”っという音が聞こえてきました。店内に入った直後からスコール的な大雨が降ってきたようです。ちょうど良い時に入ったようです。
しばらく外には出られそうにないので、NOPPORO COFFEEでコーヒーを飲んで雨宿りすることにしました。
江別アンテナショップGET’Sのカウンターにフリーマガジン「JP01」の「江別市」があったのでちょうど良かったです。江別を再発見できそうです。
- GOAL:9函館本線 野幌駅
30分くらい経って、雨も収まったようなので、野幌駅へまで数百メートルを急いで向かいます。
なんとかずぶ濡れにならずゴール!
前回の小樽に続き雨でした。次回の琴似は晴れて欲しいですね。
駅の情報とこれまでの開催年
イベント名 | JRヘルシーウォーキング |
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開催駅 | 函館本線 野幌駅 (駅番号A07) |
コース名 | 江別窯業の歴史をたずねる 「れんがの街」江別・野幌ウォーク (2019) 江別・野幌の夏を楽しむ! 開拓の歴史をたどる、『レンガの街』野幌ウォーク (2015) やきもの文化を創造する「れんが」のまち 江別市セラミックアートセンターと湯川公園・野幌ウォーク (2013) 野幌鉄道高架開業記念 レンガの街と秋色の森・野幌ウォーク (2011) 煉瓦の歴史と文教地区をめぐる野幌・大麻ウォーク (2007) 野幌・江別歴史巡りウォーク (2006) |
距離 | 11.5Km (6.5km) |
時間 | 3時間47分 |
撮影日 | 2019年5月2日 |
最後に
今年2回目のJRヘルシーウォーキング。
初回の小樽に続きあいにくの雨となりました。今回は途中からの雨模様となったため”雨の日ポイント”は付与されずで残念でした。
江別は「レンガの街」というだけあって、いたるところの建物にレンガが使われいて街並みが落ち着いた雰囲気がありました。
車で通ると気がつかない景色や風景、建物など、再発見できることが多かったと思います。
次回は、札幌市西区の琴似駅です。三度目の正直で快晴で琴似発寒川の桜が楽しめることを期待しましょう!
参加された方ぜひ感想、コメントなどをお寄せください。お待ちしております。
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