北海道「道の駅」・全市町村完全制覇への道 13回目です。
前回は、南十勝編として中札内村からサンタクロースの街広尾町を訪れ、太平洋側を北上して浦幌町、ワインの街池田町、清水町までを巡りました。
今回は、日高編として新冠町から襟裳岬のえりも町までをひたすら南下して巡ります。
今回のルート
訪問スポットとスタンプ
- START:1えりも町:襟裳岬
襟裳岬は北海道の中央部を走る日高山脈の最南端に位置します。ゼニガタアザラシの生息地としても有名で、約1,000頭が通年で暮らしています。
森進一さんの歌を思い浮かばせる方も多いかもしれません。
また、襟裳岬は、風速10メートル毎秒の風が吹く日が260日を超えるという、国内有数の強風地域です。その強風を活かした風のテーマ館が「風の館」です。
風やアザラシについての展示はもちろんですが、ガラス張りの屋内展望室からの眺めは絶景でした。望遠鏡で野生のゼニガタアザラシの姿を望むことができます。
- 2様似町:アポイ岳ビジターセンター
アポイ岳とその周辺は、地球深部のマントルの情報をそのままに持つ、世界でも類を見ない新鮮な「かんらん岩」でできており、その特殊な土壌条件などによって育まれた固有の高山植物で知られています。
2008年に日本ジオパークとして認定され、2015年にはユネスコ世界ジオパークとして認定されました。
アポイ岳ビジターセンターは、アポイ岳の登山道入り口に隣接したアポイ岳ジオパークの全体像を紹介するビジターセンターです。アポイ岳ジオパークの特徴を、豊富な資料などによりわかりやすく説明しています。
また、様似町の自然や歴史についても広く紹介していて、とても興味深い内容でした。
アポイ岳ジオパークのガイドブックを購入したので、一読した後、また訪れてみたいと思います。
「アポイ岳ジオパーク」公式サイト-北海道で登山・花を楽しめる大地の公園北海道で登山や珍しい花を楽しむなら「アポイ岳ジオパーク」。様似町の貴重な大地の遺産、豊かな自然環境及び由緒ある歴史文化を丸ごと学び楽しむための「大地の公園」です。 - 3様似町:様似駅
様似駅は、日高本線の昭和12年(1937年)に設置された駅で、開業当初からの建物を改修などを繰り返しながら使用しているそうです。日高本線の終点駅となります。
平成27年(2015年)1月の厚賀~大狩部間での高波による土砂災害の影響により、現在は、残念ながら列車代行バスの運行が続く不通区間(鵡川~様似間)となっています。
建物に向かって左はJR様似駅、右は様似観光案内所となっており、観光案内所ではアポイ岳ジオパーク関連のグッズや書籍などの販売などされていました。
JR北海道は土砂災害からの復旧を断念したとされており、この地で列車の姿を見ることはできないのかもしれません。
- 4浦河町:浦河馬事資料館/郷土博物館
浦河町は、馬事資料館と郷土博物館です。いずれも隣接されており、一石二鳥です!(ww)
ちょっと入りにくい雰囲気なのですが、きちんと営業されています!
- 5新ひだか町:道の駅 みついし
「道の駅 みついし」のあるこの地域は、旧三石町で、三石昆布(日高昆布)の産地として有名な地域です。特産品販売コーナーでも「日高昆布」は目玉商品となっています。
また、道の駅は、三石海浜公園のセンターハウスとなっています。オートキャンプ場、バンガロー、温泉施設などの施設が充実しており、夏には多くの家族ずれが訪れます。
隣接している小高い丘の上からは、海、山を望む絶景を360度の視界で楽しめます。
三石海浜公園(道の駅みついし・オートキャンプ場ほか) | 北海道新ひだか町北海道新ひだか町の公式ホームページ。くらし・手続き、観光・産業、行政情報など。 - GOAL:6新冠町:道の駅 サラブレッドロード新冠
新冠から浦河までの太平洋沿岸は、競走馬を育成する牧場が多くあり、サラブレッドロードと呼ばれています。
道の駅前の道路沿いには、名馬ハイセイコーの大きな像があるほか、名馬の名前が刻まれたモニュメントが多数設置されています。
隣接する「レ・コード館」は、全国から寄贈されたレコードを整理保管、来場者に公開しています。貴重なレコードもあり、時間貸しでホールを貸し切って好きなレコードを聴くこともできます。
レ・コード館|新冠町
これまでに訪問した道の駅と市町村 ぬりぬり
(2019年6月15日)
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