北海道でも雪解けが進み、春を感じられるようになってきました。
JRヘルシーウォーキングの今年の日程はおそらく今週ニュースリリースされるのではないかと思いますが、先週に引き続き冬眠後の足慣らしを兼ねて過去のコースを歩いてきました。
今回選んだのは、函館本線森林公園駅を始終着とする「北海道の歴史を示す自然公園 厚別・大麻地区と森林公園ウォーク」です。
このコースは、過去に2014年、2016年、2018年に3回実施されていると思います。
先週に引き続き、まだまだ雪の残るコースを春を感じながら歩きました。
今回のコース
11.5km(ショートコース8.0km)です。コースの紹介は2018年のJRヘルシーウォーキングパンフレットの案内文からご紹介します。
森林公園駅というだけあって、道立野幌森林公園があります。大都市近郊ながら、自然豊かで様々な動植物を観察することが出来る北海道立の自然公園です。
公園内は遊歩道を利用し、森林浴・自然観察など一年通して自然に親しむことができます。
また、「北海道博物館」や「北海道開拓の村」などの施設があり、北海道の歴史・文化・自然を楽しむことのできる、北海道を代表するミュージアムパークです。
マップ
※コース最終盤の川を渡る橋がうまく地図上で表現できていません。大きな橋へ迂回するルートとなっていますが、橋があり川を渡ることができます。
みどころ・スポット
- START:1函館本線 森林公園駅東口
森林公園駅の東口からスタートします。改札を出て普通に外に出ると西口に出ることになるので、東口へ通じる線路下の通路を通って東口に出ます。
スタートして数百メートルすると国道12号線に出ます。そこが道立野幌森林公園の入り口です。整備された片側2車線道路の歩道を進みます。
坂をほぼ登り切ると「北海道博物館」「北海道開拓の村」への案内看板が見えます。ここで右折です。直進すると「百年記念塔」へ向かうことができ、右折して左手を見ると「百年記念塔」が見えます。
道路は雪が溶けて路面が出ていますが、周辺はまだまだ雪があります。歩道もところどころ乾いていますが、まだまだシャーベット状の雪が残っています。
道なりに数百メートル進むと「開拓大橋」があり、橋を渡ると「北海道開拓の村」です。
- 2北海道開拓の村
北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を54.2haの敷地に移築復元・再現した野外博物館です。北海道の歴史を学ぶにはとても施設となっています。ボランティアによるガイドも充実しています。
正面の建物は、現在のJR札幌駅の前身、明治41年(1908)に建てられた札幌停車場の正面外観を縮小再現したものです。管理棟として使用されています。
ここは時間をかけてゆっくり訪れたい場所です。今回、施設内には入りませんでしたが、雪のなくなった季節にゆっくりと再訪問したいと思います。北海道開拓の村北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建設された北海道各地の建造物を復元再現した野外博物館です。再び開拓大橋を渡って来た道を戻ります。
北海道博物館へあと300mの案内板に「近道」の表示があります。行ってみます。林の中を通ります。
もうすぐ北海道博物館というところに記念碑が2つありました。
昭和61年(1986年)に建てられた「北海道-中国・黒竜江省友好提携記念植樹」記念碑と昭和55年(1980年)に建てられた「北海道-カナダ・アルバータ州姉妹提携記念植樹」記念碑です。どちらも「近道」を通らないと目にすることはない場所にあるので、この記念碑を知っている方は少ないかもしれません。
- 3北海道博物館
北海道の自然・歴史・文化を紹介する北海道立の総合博物館です。自然環境と人とのかかわりや、アイヌ民族の文化、本州から渡ってきた移住者のくらしなどを調査・研究し、北海道民の貴重な宝である資料を収集・保存し、展示や教育、イベント・事業などを行っています。
北海道博物館森のちゃれんが・北海道博物館は、北海道の自然・歴史・文化を紹介する北海道立の総合博物館です。博物館の正面右側の道を進み、百年記念塔へ向かいます。
ここも雪解けで道はシャーベット状で濡れていました。
- 4百年記念塔
シャーベット状の道を抜けると高さ100mの百年記念塔がドーンと現れます。
1970(昭和45)年に北海道百年記念事業の一環として建てられました。高さは100年にちなんで100mあり、8階(高さ23.5m)には札幌市街など石狩平野を一望できる展望室が設置されています。
が、外壁の剥落など危険性が指摘され、北海道は「老朽化の進展を完全に防ぐことは困難」と結論付け、解体する方針が正式に決まっています。解体時期は未定です。
そのため、記念塔の周囲には「立ち入り禁止」のテープがあり、真下までは行くことができません。
北海道百年記念塔 - Wikipediaここから記念塔の周囲を周って文京地区へ向かうコースとなっているのですが、雪で覆われていて歩道が全くない状況でしたので、森林公園正面へ向かうルートで歩きました。
坂を下り、国道12号線を右折します。しばらく行くと、札幌市から江別市の境界で江別市のカントリーサインがありました。
- 5文京地区
カントリーサインを過ぎて国道12号線を進みます。この地区にはいくつもの大学と高校があります。北翔大学を過ぎ、札幌学院大学への入り口付近の歩道橋のところに、線路にかかる跨線橋があります。コースはここを渡ることになります。
が、その前に立ち寄りたいお店がありましたので、そのまま数百メートル直進します。
右手にクラシックな外観の「ディアマンピュール」というお店があります。コンセプトが「誰もがゆったりとくつろげる場所」というカフェレストランで、スイーツやステーキも楽しめ、居心地の良いお店です。
江別と夕日が見える厚田にあるお店diamantpur(ディアマンピュール)お肉meetのお店江別店/夕日が見える石狩市・厚田店にあるお店diamantpur(ディアマンピュール)先ほど通過した跨線橋まで戻り、橋を渡って大麻地区に入ります。橋の上で電車が来るかと少し待ったのですが来ませんでした(ww)
- 6大麻地区
大麻地区に入ると先ほどの文京地区とは雰囲気がガラッと変わり住宅街となります。橋を渡ったあと直進して大麻西地区センターまで進み、右折します。右折したあと右手に大麻西公園が現れます。グラウンドもまだ雪で覆われていて、春はまだ遠い感じです。雪が解ければおそらく少年野球などの練習で利用されるのでしょう。
大麻西公園を過ぎ、右手に中町商店街という表示がありましたが、商店街というにはほど遠いような感じで残念に思いました。古い商店街の案内図を見るととてもたくさんのお店の名前があり、周辺には道営住宅団地があるので、一昔前までは大変賑わっていたのではないかと想像します。
中町商店街を過ぎて、交番を左折します。
前方の遠くにモエレ沼公園のモエレ山が小さく見えました。白く三角の人口山が見えます。
モエレ沼公園 イサム・ノグチ設計モエレ沼公園 イサム・ノグチ設計 - 7大麻神社北海道神社庁のホームページ【北海道神社庁<公式ホームページ>】北海道神社庁では、北海道内の神社に関する事務をとるほか、北海道独自の活動、北海道の地域活動の振興を行っております。 現在、道内の神社約600社が加盟しており、全道の神社神道系宗教法人の約8割を包括していま
大麻神社を過ぎて左折し、大麻小学校、大麻中学校の校庭を眺めながら進みます。この通りは片側三車線の大きな通りです。途中、手打ちそばの「神楽坂」さんもあります。ここのお蕎麦も美味しいです。いつも混んでいるので待つのを覚悟で行きましょう。
しばらく進むと、江別市から再び札幌市へ入り、厚別北地区へ入ります。
ショートコースの場合は、下記の写真のようにマンション群の中へ進むとゴールの森林公園駅はすぐそこです。
- 8厚別北地区
マンション群を左に見ながら直進します。野津幌川にかかる橋を渡り、さらに直進するともう一つ橋が現れます。これは渡らずに左折します。野津幌川緑地の表示があり、堤防を歩きます。まだ雪が多くありましたが、少し舗装が見えていましたので歩くことができました。
堤防を歩き、前方の橋を左折します。ここまでくればゴールはもうすぐです。突き当たりまで直進して、信号機のところの橋を渡れば、森林公園駅西口のゴールです。
- GOAL:9函館本線 森林公園駅西口https://bratto.org/wp-content/uploads/2019/03/IMG_5869.jpg
駅の情報とこれまでの開催年
イベント名 | JRヘルシーウォーキング |
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開催駅 | 函館本線 森林公園駅 (駅番号A05) |
コース名 | 2018 【北海道150年記念ウォーク】北海道の歴史を示す自然公園厚別・大麻地区と森林公園ウォーク 2016 北海道の歴史を示す自然公園 厚別・大麻地区と野幌森林公園ウォーク 2014 北海道の歴史を示す自然公園 厚別・大麻地区と、野幌森林公園ウォーク |
距離 | 11.5Km (8.0km) |
時間 | 3時間50分 |
撮影日 | 2019年3月17日 |
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