稚内港はサハリン渡航の玄関口として建設
北海道の港湾は、石炭の積み出しや漁港に関連する由来が多いですが、稚内港は樺太(サハリン)への渡航の玄関口として建設されたことがほかの港湾とは異なります。
稚内-樺太大泊間の旧稚泊航路整備の一環として建設されたのが、この北防波堤ドームです。
それを厳しい風波から渡航者を守る北防波堤のドームです。
海上からの高さ14m、柱間6mの円柱70本を並べた長さ427mの世界でも類を見ないアーチ構造の屋根で、世界的にも貴重な港湾構造物として稚内のシンボルとなっています。
稚内港北防波堤ドームについてよくわかる資料
この「稚内高北防波堤ドーム」は、日本埋立浚渫協会の創立40周年記念誌『港湾遺産』においても、『21世紀に伝えたい「港湾遺産」』として登録されています。
その資料がとてもわかりやすく参考になります。ぜひ一読してみてください。
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次の世代に残したい北海道の宝物 北海道遺産
次の世代へ引き継ぎたい有形・無形の財産の中から、北海道民全体の宝物として選ばれたのが「北海道遺産」です。
北海道遺産 〜次の世代へ引き継ぎたい北海道民全体の宝物〜
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稚内-樺太大泊間の旧稚泊航路整備の一環として、冬季の北西越波防止のために建設された半アーチ式ドーム。
(2019.4.29)
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